抜け毛予防の実践ガイド
ストレス、病気、感染症、遺伝性疾患、ホルモンバランスの乱れ、甲状腺機能の過剰・低下、服用中の薬、最近の出産など、抜け毛の原因はさまざまです。原因を特定し、適切な対策を取るためにはまず医師の診察を受けましょう。医師は食生活、既往歴、遺伝的要因、出産や月経周期(女性の場合)を詳しく聞き取り、血液検査や生検で根本原因を探ります。
すぐにできる対策
-
薬が原因の場合は、別の薬に切り替えることで抜け毛が改善することがあります。感染症は早期に治療し、抜け毛の進行を防ぎましょう。
女性は妊娠・出産・更年期に伴うホルモン変動が一時的な抜け毛の原因になることがあります。避妊ピルも抜け毛を引き起こすことがあるので、医師に相談してください。
ストレスと栄養不足は毛根の再生を妨げます。野菜や果物を中心としたバランスの良い食事でホルモンバランスを整え、加工食品は控えめに。ビタミンやミネラルはホルモン産生腺の機能維持に欠かせません。
抜け毛対策薬
-
市販のミノキシジル(商品名ロゲイン)は、男女ともに使用でき、頭皮に直接塗布します。効果が現れるまでに6か月ほどかかることがあります。
男性に限り、フィナステリド(商品名プロペシア)という錠剤が処方されます。こちらも継続使用が必要です。
たんぱく質をしっかり摂る
-
髪は主にたんぱく質でできています。卵、魚、鶏肉、子牛のレバー、チーズやヨーグルト、アーモンド、豆類などを食事に取り入れましょう。
鉄分で血流をサポート
-
頭皮の血行が良くなると毛根への酸素供給が改善し、育毛が促進されます。鉄はヘモグロビンの生成に必須で、レーズン、卵、緑葉野菜、全粒シリアルなどに多く含まれます。
シリカでミネラル吸収を向上
-
シリカはもやし、きゅうり、ピーマン、ジャガイモなどに含まれ、体内のビタミン・ミネラル吸収を助けます。
亜鉛で毛根の健康を維持
-
亜鉛は毛根に付随する腺の機能をサポートします。不足すると毛がもろくなり、抜けやすくなります。ムール貝、エビ、カキなどの魚介類、赤身肉、鶏肉、アーモンドに豊富です。
バランスの取れた食事を心がける
-
揚げ物や過度に冷たい・辛い・甘い食べ物は控えめに。高脂肪食はテストステロンを上昇させ、抜け毛リスクと関連しています。適度な脂質と豊富な栄養素をバランス良く摂ることが、抜け毛予防の鍵です。
