円形脱毛症(アロペシア・アレアータ)の治療法
円形脱毛症は自己免疫疾患で、免疫系が誤って毛包を攻撃します。その結果、毛包から毛が抜け、再生が止まります。米国皮膚科学会のデータによると、米国人口の約1%がこの症状を抱えています。
コルチコステロイド注射
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ケノラグなどの局所ステロイド注射は、毛包に新しい成長を促すために使用されます。小さな針で脱毛斑(毛が抜けた部位)に直接注入し、1cm間隔で3mlを目安に投与します。4〜6週間にわたって複数回実施しますが、1か月程度で発毛が見られることが多いです。
クロベタゾールシャンプー
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クロベタゾールは強力なステロイド系シャンプーで、頭皮の乾いた部分に薄く塗布し、15分間放置します。その後、手をすぐに洗い流し、全身をしっかりとすすぎます。使用期間は最大でも4週間が目安です。
ミノキシジル
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5%ミノキシジルは「ロゲイン」などの商品名で市販されており、円形脱毛症の患者に有効とされています。ただし、FDAは円形脱毛症への使用を正式に承認していません。2%ミノキシジルは男性型脱毛症(AGA)用に承認されています。
アントラリン
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アントラリンは非特異的刺激剤で、毛包を刺激して発毛を促します。0.5%の製剤が第二選択薬として処方されることが多く、クリームまたは液体で頭皮に直接塗布します。
ある臨床試験(32名)では、18名が有意な再成長を示し、約6か月で美容的に満足できる毛量に達しました。
治療を始める前の留意点
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治療開始前に血液検査や皮膚検査などを実施し、基礎疾患がないか確認します。例えば、頭皮の白癬(ティーネア・カピティス)がある場合、感染が治癒するまで円形脱毛症は改善しません。
