子どもの脱毛原因と対策
Hairloss.comによると、約200万人の子どもが何らかの脱毛(円形脱毛症)を経験しています。そのうち60%は自然に回復しますが、40%は継続的に脱毛が続く可能性があります。子どもの脱毛は原因が多岐にわたり、正しい原因を特定することが適切な治療への第一歩です。
頭皮白癬(ティーニア・カピティス)
白癬は真菌感染による斑点状の脱毛です。感染が進むと、折れた毛髪、ケリオン(頭皮にできる赤く腫れた結節)、フケ、リンパ節の腫れなどが見られます。
抜毛症(トリコチロマニア)
抜毛症は、子どもが緊張やストレスから髪の毛、まつげ、眉毛を引っ張ってしまう行為が習慣化した結果起こります。特徴として、毛の長さが不揃い、斑状の脱毛、折れた毛髪が挙げられます。
牽引性脱毛(トラクション・アロペシア)
髪をきつく結んだり編み込みすぎることで毛根が引っ張られ、脱毛が起こります。特に女児でポニーテールや編み込みが原因となりやすく、額のラインが後退したり、他の部位でも毛が抜けやすくなります。
斑状円形脱毛症(アロペシア・アレアタ)
円形脱毛症は感染性ではなく、頭皮に赤みや炎症は伴いませんが、1〜3か所に丸い斑点状の脱毛が現れます。
休止期脱毛(テロゲン・エフルビウム)
主に乳児に見られる自然な脱毛で、古い毛が抜けて新しい毛が生えてくる過程です。ストレスがかかると、年長児でも毛周期が乱れ、休止期に入り脱毛が起こることがあります。
まとめ
子どもの脱毛は感染、精神的要因、物理的刺激などさまざまな原因があります。症状や原因に合わせた適切な診断と治療を受けることが、健康な髪の回復につながります。
