髪が抜けないと何が起こる?原因と対策
髪は毎日自然に抜け落ちるのが普通で、1日100本程度が目安とされています。もし髪が全く抜けなくなった場合、何らかの健康上の問題が潜んでいる可能性があります。
髪が抜けにくいと考えられる主な原因
円形脱毛症(自己免疫性脱毛症)
免疫系が誤って毛包を攻撃し、丸い斑点状に抜け毛が起こります。抜け毛が止まることもありますが、放置すると広がる恐れがあります。
男性型・女性型脱毛症(アンドロゲン性脱毛症)
遺伝とホルモンの影響で毛包が徐々に縮小し、抜け毛が減少または止まります。進行すると薄毛が目立ちます。
休止期脱毛(テロゲン・エフルビウム)
ストレス、病気、出産、薬剤などが原因で多くの毛が同時に休止期に入り、一時的に抜け毛が減少します。数か月で元に戻ります。
抜毛症(トリコチロマニア)
精神的な衝動で自分の髪を抜く行為が続くため、抜け毛が減少したように見えることがあります。心理的支援が必要です。
瘢痕性脱毛症
炎症や外傷により毛包が破壊され、抜け毛が止まる代わりに毛髪が生えなくなります。早期治療が重要です。
頭部白癬(リングワーム)
真菌感染により頭皮が炎症し、抜け毛が起こりますが、感染が進行すると毛が抜けなくなることがあります。抗真菌薬で治療します。
髪が抜けにくい、あるいは抜けないと感じたら、皮膚科や脱毛専門医を受診し、正確な診断と適切な治療を受けることが大切です。
