無脈(アシストール)症状と予防策

心臓の構造と弁

心臓は四つの部屋(心房と心室)からなる中空の円錐形筋肉ポンプです。上部の二つは心房で、静脈から血液を受け取ります。下部の二つは心室で、血液を動脈へ送り出します。心房と心室は薄い壁と弁で区切られ、弁が開閉することで血液が正しい方向に流れます。

無脈(アシストール)とは

無脈は心臓が全く電気的活動を失い、収縮しなくなる最も深刻な心停止状態です。心室が収縮できないため血液が循環せず、すぐに死に至ります。重度の脳卒中、溺死、心室細動などが原因となります。心室細動が起きた場合、医療従事者は除細動器で心臓を再起動しようとします。近年、空港やスタジアムなど人が多く集まる場所に携帯型除細動器が設置され、簡単な操作で多くの命が救われています。

警告サイン

無脈の主な症状は、胸壁が硬く激しく締め付けられる感覚、脈拍や呼吸がないことです。生存率は極めて低く、1,635例の調査では入院後の生存率は10%、退院時の生存率は2%にとどまりました。無脈はまるで竜巻のように急速かつ破壊的です。

予防策

竜巻が発生したら止められないのと同様に、無脈も完全に防ぐことはできませんが、リスクを減らすことは可能です。喫煙はやめ、食物繊維が豊富で脂肪が少ない食事を心がけましょう。週に3回程度、徐々に心拍数を上げる運動を取り入れ、定期的に医師の健康診断を受けることが重要です。

まとめ

無脈、急性心不全、心室細動、いわゆる心筋梗塞は致命的で、女性や高血圧・糖尿病患者に多く見られます。竜巻を防げないように、適切な備えと医師の指導に従うことで、リスクを最小限に抑えることができます。

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