家庭用除細動器の正しい使い方
はじめに
米国では毎年約22万人が心筋梗塞を起こし、その多くが自宅で発生します。緊急時に使用できる家庭用除細動器は、命を救う重要な装置です。2004年末に米国食品医薬品局(FDA)が市販用除細動器の家庭使用を認可して以来、家庭に除細動器を備えることが可能になりました。ただし、正しく使用できなければ意味がありません。ここでは、家庭用除細動器の基本的な使用手順と、事前に学んでおくべきポイントを解説します。
使用手順
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1. 講習を受ける
自分や家族が除細動器の操作に慣れるため、地域のコミュニティカレッジや救急・消防・病院が主催する講習会に参加しましょう。
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2. 取扱説明書と動画を確認
除細動器に同梱されているマニュアルを熟読し、付属のデモ動画で実際の操作イメージを掴みます。
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3. 医師にデモンストレーションを見せる
家族全員で医師の前で操作を実演し、正しく使えることを確認してもらいましょう。
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4. 音声ガイダンスに従う
除細動器は使用中にステップバイステップの音声指示を出します。脈や呼吸の確認、電極パッドの貼付位置などを指示に従って行います。
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5. 心拍数を自動解析しショックの必要性を判断
装置が自動で心拍数を解析し、ショックが必要な場合は警告が鳴ります。その際は、周囲の人を電圧の通り道から離し、指示されたボタンを押してショックを与えます。
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6. 心肺蘇生(CPR)も準備する
すべての心停止がショックで解決するわけではありません。除細動器は必要に応じて胸骨圧迫や人工呼吸の手順も音声で案内しますので、CPRの準備を忘れずに。
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7. 救急隊が到着するまで対応を続ける
除細動器とCPRで可能な限り患者の状態を維持し、救急隊が到着したら引き継ぎます。
以上の手順を事前に練習しておくことで、緊急時に落ち着いて対応でき、命を救う確率が大きく高まります。
