誤解
心筋梗塞と脳卒中は同じ病態だと考える人がいますが、実際は全く異なるものです。心筋梗塞は心臓への血流が血栓で塞がれ、心筋が酸欠に陥って死滅することで起こります。一方、脳卒中は脳への血流が阻害され、脳細胞が急速に死滅します。
心筋梗塞の症状
症状は数年にわたって徐々に現れることが多く、初期症状に注意すれば発症を防げる可能性があります。主な症状は胸の鋭い痛みが持続的な燃えるような痛みに変化すること、息切れ、胸から背中、顎へ放散する痛みです。早期に医師に相談すれば、薬物療法や食事・運動の改善で冠動脈の閉塞を防げることがあります。
脳卒中の症状
脳卒中は突然発症し、予兆がありません。典型的な症状は体の片側の感覚が麻痺やしびれに変わること、急激な激しい頭痛、片側の筋力低下、言語障害や視覚障害、バランス感覚の喪失による歩行困難、そして突然の混乱や不安感です。
リスクと対策
心筋梗塞も脳卒中も重症度は様々で、軽度から致命的まであります。初期症状が出たらすぐに医療機関へ連絡することが重要です。どちらも時間が経過するほど永続的な障害や死亡のリスクが高まります。
主な死亡原因
米国心臓協会によると、心筋梗塞は米国で最も多い死亡原因であり、脳卒中は死亡原因第3位で、長期的な身体障害の主要因でもあります。定期的な検診と症状の早期報告が予防に不可欠です。
