心室細動の見分け方と対処法
概要
心室細動(VF)は、心臓の下部にある心室が極めて速く不規則に震える状態で、突然死の主要因となります。多くの場合、事前の兆候はなく、死亡が起きて初めて判明します。
手順
心室細動のメカニズムを理解する
心室の複数の部位がリズムを制御しようとしますが、乱れた速い拍動になると血液のポンプ機能が失われます。
心疾患が主な原因であることを認識する
心疾患はVFの主要因です。特に長時間続く心室頻拍がVFを引き起こすことがあります。
心室の震え(収縮しない)様子を観察する
心室が十分に血液を送り出せず、拍出が止まります。この状態では、直ちに電気ショックで心臓を安定させる必要があります。
正常な心拍リズムを確認する
正常な心拍は1分間に60〜100回です。不規則な拍動で心停止が疑われたら、すぐに救急電話(911)をかけ、電気除細動が可能なら実施してください。
警告サインを把握する
心疾患、既往の不整脈、心臓の問題歴などがある場合は注意が必要です。VFが起きると急激な胸痛、呼吸困難、意識喪失が現れ、心筋梗塞の典型的な症状が出ないこともあります。
最後に、VFは生命に直結する緊急事態ですので、迅速な対応が不可欠です。
