心電図(ECG)における脈拍数はどれくらいですか?

低脈拍(徐脈)とは

心電図(ECG)において、脈拍数が 1 分間に 60 回未満の場合、低脈拍(徐脈)と定義されます。これは心拍数が遅い状態を指し、医学的には「徐脈」と呼ばれます。

低脈拍の主な原因

  1. 自然な個人差:特に健康な人でも医学的問題がなく自然に脈拍が低いことがあります。
  2. 加齢:年齢とともに安静時の心拍数は徐々に低下しやすく、特に高齢者でよく見られます。
  3. 心血管疾患:房室ブロック、洞不全症候群、房室結節機能障害など、心臓の電気伝導系に異常があると徐脈が起こります。
  4. 甲状腺機能低下症:甲状腺ホルモンの分泌が低下すると代謝が低下し脈拍も遅くなります。
  5. 薬剤:β遮断薬やカルシウム拮抗薬など、一部の心拍数を抑制する薬が原因になることがあります。
  6. アスリート:高度なトレーニングにより迷走神経のトーンが上がり、安静時の心拍数が低くなることがあります。
  7. 睡眠中:睡眠、特に深いノンレム睡眠時には自然に心拍数が最も低くなります。

注意すべきポイント

低脈拍が一時的なものか、基礎疾患を示すサインかを見極めることが重要です。胸痛、息切れ、失神などの症状がある場合や、脈拍が急激に変化した場合は、速やかに医療機関で診察を受けましょう。医師は全身状態の評価や必要な検査を行い、適切な治療や生活指導を提案します。

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