冠動脈疾患と運動の重要性
冠動脈疾患は、心臓に酸素と栄養を供給する冠動脈が脂肪沈着物で狭くなる状態です。血流が十分でないと心筋梗塞のリスクが高まります。運動はこの疾患の予防・改善に有効な手段です。
身体評価
- 運動を始める前に必ず医師と相談してください。冠動脈疾患を持つ人は他の疾患を併発していることが多く、運動の強度や時間は個々の体力に合わせて決める必要があります。
有酸素運動
- 米国心臓協会は「FIT」の原則を推奨しています。Fは頻度(週何回)、Iは強度(中強度・高強度)、Tは時間(1回あたりの運動時間)です。健康な成人は、週に5回以上、30分以上の中~高強度の有酸素運動を行うことで、全体的な体力向上と冠動脈疾患リスクの低減が期待できます。
中強度の運動
- 日常生活の中でも中強度の活動は取り入れられます。散歩、家事、園芸などは継続的に行うことで体力を徐々に向上させ、冠動脈疾患のリスクを下げます。
その他のリスク要因
- 喫煙、肥満、高コレステロール、糖尿病は冠動脈疾患の主要リスクです。少しずつ運動量を増やし、禁煙することでリスクを大幅に減少させることができます。
運動のその他の健康効果
- 定期的な運動はうつ症状の軽減や幸福感の向上に寄与します。また、関節や筋肉を強くし、全体的な健康感を高めることで、さらに運動を続けやすくなります。結果として冠動脈疾患のリスク要因も時間とともに低下します。
