心房細動(AFib)を検査する方法は?

心電図(ECG)

心電図は心臓の電気活動を記録する非侵襲的検査です。胸部、両腕、両脚に電極を装着し、12誘導心電図で詳細に心拍リズムや速度を把握できます。AFibの短時間の発作も捕捉可能ですが、検査時に不整脈が起きていなければ検出できないことがあります。

ホルター心電図

ホルターモニターは携帯型の心電図装置で、通常24時間以上連続して心拍を記録します。日常生活中の心拍をリアルタイムで追えるため、標準心電図では捉えにくい間欠的・発作性のAFibを検出しやすくなります。

イベントレコーダー

イベントレコーダーはホルターより長期間(数週間~数か月)使用できる小型装置です。症状(動悸やめまい)が出たときに手動で記録を開始でき、頻度の低い不整脈の診断に適しています。

心エコー(超音波心臓検査)

超音波を用いて心臓の構造と機能を画像化します。心房・心室のサイズ、弁の状態、血流パターンなどを評価し、AFibの原因となり得る弁膜症や心拡大、血栓などを確認できます。

血液検査

甲状腺機能検査や電解質パネルなどの血液検査で、甲状腺疾患や電解質異常といったAFibを誘発しやすい状態をチェックします。また、ホルモンや炎症マーカーの上昇はAFibリスクの指標となります。

経食道心エコー(TEE)

経食道心エコーは、食道に小型超音波プローブを挿入し、左心房など心臓内部を高解像度で観察します。特に心房内血栓の有無を確認する際や、カテーテルアブレーションなどの手術前評価に有用です。

検査の選択は症状やリスク要因に応じて、心臓専門医と相談してください。適切な検査を受けることでAFibの有無を確定し、治療方針を決定できます。

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