新生児の臍からの液体分泌:原因と対処法

はじめに

新生児の臍(へそ)から液体が出ることは、何らかの基礎疾患のサインである可能性があります。早めに医療機関で評価してもらうことが重要です。

主な原因

  • 臍炎(おんぱりたす):臍の残端に細菌が侵入し感染する状態。赤み、腫れ、圧痛、悪臭のある分泌物、発熱などがみられます。
  • 尿管嚢胞(うらくるう胞):胎児期に膀胱と臍をつないでいた尿管(urachus)の残存部分が液体で満たされた嚢胞になるもの。出生時または後に出現し、臍部の膨らみや分泌、疼痛を伴うことがあります。
  • 開存尿管(パテント・ウラキス):出生後に尿管が閉鎖せず、膀胱と臍がつながったままになる状態。尿が臍から漏れ出す、分泌や感染が起こります。
  • メックル憩室:小腸の先天性憩室で、臍瘻と合併すると臍からの分泌が見られることがあります。
  • 腹壁欠損症:臍ヘルニア(omphalocele)や胃腸壁欠損(gastroschisis)などの先天性異常でも臍からの分泌が起こります。

治療法

原因に応じた治療が必要です。感染が疑われる場合は抗生物質で治療し、解剖学的異常がある場合は外科手術で修正します。

まとめ

新生児の臍からの分泌を見つけたら、速やかに医師の診察を受け、適切な検査と治療を受けましょう。

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