治療後のC型肝炎再発

2009年5月のVertex Pharmaceuticalsの報告によると、米国で300万人以上が慢性C型肝炎に罹患しています。治療に成功する患者もいますが、全員が完治するわけではなく、再発することがあります。

診断

  • 症状はほとんどなく、漠然としたものが多い。
  • 肝機能検査で数値が上昇することがあるが、診断のゴールドスタンダードは肝生検である。

治療

  • 標準的な治療はPEG-インターフェロン単独、またはリバビリンとの併用である。
  • 副作用は強く、患者の生活の質を著しく低下させることがある。

治療反応

  • ウイルスの遺伝子型(ジェノタイプ)2型・3型は治療に対して比較的高い応答率を示す。
  • 治療効果が高いとされる因子は、東アジア系またはコーカソイド系、ウイルス量が低い、女性であることなど。
  • 2009年8月、IL28B遺伝子近傍のDNA配列において「T」ではなく「C」が存在することが、良好な治療反応の新たなバイオマーカーとして報告された。

再発

  • 治療が成功すると血中のウイルス量はゼロになるが、再発は主に治療後3か月以内に起こる。
  • 肝移植後もC型肝炎の再発は頻繁に見られる(メイヨークリニックの報告)。

再治療

  • 再治療では、用量増量・治療期間延長・別剤種への変更などが検討される。
  • 再発した患者は、初回治療で非応答だった患者に比べて再治療に対する反応が期待できる。

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