脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝疾患)の症状
脂肪肝は肝臓に脂肪が蓄積する病態で、進行すると炎症や線維化を伴い肝機能が低下します。症状は人によって異なり、無症状のまま気付かれないこともありますが、重症化すると以下のような兆候が現れます。
症状が出ない(無症状)
多くの人は脂肪肝に自覚症状がありません。脂肪が肝臓に蓄積しても、炎症が起きなければ特に違和感は生じません。
倦怠感
倦怠感は脂肪肝で最も頻繁に報告される症状です。肝臓の機能変化が脳内の神経伝達物質に影響し、疲れやすくなると考えられています。
腹部の痛み
倦怠感に伴って、右上腹部に鈍い痛みを感じることがあります。肝臓が炎症で膨らむと、周囲の膜が伸びて痛みが生じます。
消化器症状
胆汁の分泌が障害されると、消化不良、吐き気、嘔吐、血便、食欲不振、体重減少などが現れることがあります。
黄疸
肝臓が重度に線維化すると、血液中のビリルビンが増えて皮膚や眼球が黄染します。これは肝機能が低下しているサインです。
尿の変化
肝機能障害が進行すると、尿が濃く暗い色になり、匂いが強くなることがあります。
皮膚のかゆみ
炎症や線維化が進むと、皮膚にかゆみが出ることがあります。日中に強くなることが多いです。
