Zoviraxクリームは水痘に効果がありますか?

水痘(水ぼうそう)とは

水痘は主に子どもがかかるウイルス性疾患で、約2週間で自然に治ります。医学的には帯状疱疹ウイルス(Varicella‑zoster)による感染です。主な症状は筋肉痛、発熱、喉の痛み、咳、そしてかゆみを伴う発疹です。発疹は最初は腹部や背中に現れ、次第に全身に広がります。水疱は透明な液体で満たれ、破れるとかさぶたになります。

発熱

水痘に伴う熱は通常軽度です。解熱にはアセトアミノフェンが有効です。体温が39.5℃(102°F)を超える場合は、医師に相談してください。アスピリンはライ症候群のリスクがあるため、使用しないでください。

かゆみの緩和

発疹のかゆみは非常に強く、掻くと二次感染や瘢痕の原因になります。かゆみを抑えるために、以下の方法が有効です。

  • 重曹やコロイドオートミールを入れたぬるま湯で入浴する。
  • カラミンローションや市販の抗ヒスタミン剤を使用する。
  • 掻かないように爪を短く保ち、必要なら手袋を着用する。

ワクチン

水痘は非常に感染力が強く、症状が出る前からも拡散します。CDCのデータによると、ワクチンは接種した人の70〜90%で水痘を予防し、95%以上で重症化を防ぎます。子どもには12〜15か月齢で第1回、5歳前後で第2回の2回接種が推奨されています。

Zovirax(アシクロビル)について

Zoviraxはアシクロビルを有効成分とする抗ウイルス薬で、経口の錠剤やシロップとして使用します。水痘に対しては、発症初期に服用することで水疱の数を減らし、治癒期間を約半分に短縮できるとされています。免疫抑制状態や合併症リスクが高い患者には特に有用です。

一方、Zoviraxクリームは水痘に対して有効性が確認されていません。水痘のかゆみや発疹の対処は、上記の市販薬や家庭療法を中心に行うのが最適です。

ヘルペス - 関連記事