ヘルペスウイルス2(HSV-2)とは何か
ヒトヘルペスウイルス2(HSV-2)は、主に性器ヘルペス感染の原因となるウイルスです。ヘルペス単純ウイルスは2種類あり、HSV-2は性器に、HSV-1は口唇ヘルペス(口唇ヘルペス)を主に引き起こしますが、相互に感染部位が入れ替わることもあります。
識別
HSV-2は性器に感染するウイルスですが、性器から相手の口へ感染すれば口腔ヘルペスを引き起こすことがあります。逆に、口唇ヘルペスを引き起こすHSV-1が性器に感染し、性器ヘルペスになるケースも報告されています(メイヨークリニック)。
感染経路
主な感染経路は、皮膚と皮膚が直接接触する性行為です。まれに、タオルや衣類などの個人用物品を共有した場合にも感染することがあります。
考慮すべき点
発症中の症状があると感染リスクは高まりますが、症状が出ていない潜伏期の人でもウイルスを保有していることがあり、知らずにパートナーへ感染させることがあります。
症状
性器ヘルペスの前兆として、灼熱感やチクチク感(前駆症状)が現れ、続いて赤い水疱ができて破裂します。初回の発症が最も重症になることが多く、時間とともに再発頻度は減少しますが、慢性的に再発するケースもあります(メイヨークリニック)。
治療
抗ウイルス薬による治療が一般的です。発症時にのみ服用する「発作時治療」と、頻繁に再発する人が毎日服用する「抑制療法」の2つがあります。
予防
発症中は性行為を控えることが最も効果的です。コンドームだけではウイルスが覆われていない皮膚から感染する可能性があるため、症状がある間は接触自体を避けることが推奨されます。
