帯状疱疹ワクチンの概要とポイント
米国食品医薬品局(FDA)は、帯状疱疹ワクチンを高齢者向けに承認し、接種を推奨しています。このワクチンは生ウイルスを使用しているため、接種後に軽い発疹が出ることがありますが、通常は軽症で済みます。副作用のリスクはあるものの、ほとんどの人にとってワクチン接種の利益が上回ります。
推奨対象
- 免疫機能が正常な60歳以上の成人(上限年齢はなし)。
- 過去に帯状疱疹を発症した人でも、再発予防のために接種可能。
接種を控えるべき条件
- HIV感染や免疫抑制治療(化学療法、放射線療法、ステロイドなど)を受けている人。
- 骨髄腫・リンパ腫などの血液がん患者、活動性結核患者。
- ゼラチンに重度のアレルギーがある人。
主な副作用
- 注射部位の赤み、腫れ、かゆみ、痛み。
- 頭痛。
他者へのリスク
- ワクチン接種後に軽度の帯状疱疹様発疹が出ることがありますが、ウイルスが他者に感染する報告はありません。
- 発疹が出た場合は、感染防止のために覆うことが推奨されます。
期待できる効果
- 帯状疱疹の発症リスクを約50%減少させます。
- 帯状疱疹後神経痛(痛みが長期間残る)のリスクを約70%低減します。
- 発症した場合でも、症状の期間と重症度が軽減される可能性があります。
