ヘルペス感染歴があっても帯状疱疹は発症するのか?専門家が回答
帯状疱疹はヘルペス感染者でも発症するか
はい、帯状疱疹は過去にヘルペスウイルスに感染したことがある人でも発症します。帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化によって起こります。このウイルスは水痘(子どもの頃の水ぼうそう)を引き起こした後、背根神経節に潜伏し、免疫力が低下したときに数年後に再び活性化することがあります。
ヘルペス単純ウイルス(HSV)との違い
口唇ヘルペス(HSV‑1)や性器ヘルペス(HSV‑2)を引き起こすウイルスはVZVとは別種です。HSVに感染していてもVZVの再活性化を防げるわけでも、逆に帯状疱疹のリスクが直接高まるわけでもありません。
帯状疱疹の主なリスク要因と予防策
リスク要因としては、50歳以上、免疫抑制状態、特定の薬剤使用、慢性疾患などがあります。米CDCは、50歳以上の成人、または免疫力が低下している人には「Shingrix」ワクチンの接種を推奨しており、ウイルスの再活性化リスクを低減できます。
帯状疱疹が疑われたら
帯状疱疹が疑われる場合は、できるだけ早く医療機関を受診してください。早期に抗ウイルス薬を投与することで、発疹の期間や重症度を短縮し、帯状疱疹後神経痛(PHN)の発生リスクも減少させることができます。
