犬はヘルペスに感染できる?症状・治療・ワクチン情報
犬のヘルペスウイルス(CHV-1)とは
犬ヘルペスウイルス1型(Canine herpesvirus‑1、略称CHV‑1)は、犬に広く見られるウイルスで、呼吸器、眼、繁殖器系にさまざまな症状を引き起こします。
主な症状
呼吸器症状
- 咳
- くしゃみ
- 呼吸困難
眼の感染症
- 結膜炎(ピンクアイ)
- 角膜炎
- ぶどう膜炎
雌犬の生殖系症状
- 膣炎
- 子宮炎
- 流産
- 死産
- 不妊
その他の症状
- 元気がない(倦怠感)
- 食欲不振
- 発熱
- 下痢
治療法
CHV‑1に対する根本的な治療薬はありませんが、症状を緩和し合併症を防ぐための対処が行われます。主な治療は以下の通りです。
- 抗ウイルス薬の投与
- 細菌感染が疑われる場合は抗生物質
- 安静とサポートケア
- 繁殖障害がある雌犬には人工授精などの生殖支援
ワクチン接種
CHV‑1用のワクチンは、感染予防に有効です。通常、生後6週目から接種を開始し、16週齢になるまで3〜4週ごとに追加接種を行います。妊娠中の雌犬にもワクチン接種が推奨され、子犬への感染リスクを低減できます。
ただし、ワクチンは完全な免疫を保証するものではなく、感染リスクや症状の重症化を抑える効果が中心です。ワクチンや感染について不安がある場合は、必ず獣医師に相談してください。
