帯状疱疹の合併症
帯状疱疹(ヘルペス・ゾスター)は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)が再活性化して起こる皮膚疾患です。水痘にかかった後、ウイルスは神経節に潜伏し、免疫力が低下したときに皮膚の片側に帯状に水疱を形成します。高齢者だけでなく、免疫抑制状態にある人は発症リスクが高くなります。
感染症
帯状疱疹の水疱が適切にケアされないと、二次的な皮膚感染を起こすことがあります。患部は清潔に保ち、自然にかさぶたができて治癒するのを待ちましょう。
視力障害
水疱が眼やその周囲にできると、感染や炎症により視力低下や失明のリスクがあります。眼症状が出た場合は速やかに眼科を受診してください。
脳炎(エンセファリティス)
稀にウイルスが脳に侵入し、脳炎を引き起こすことがあります。頭痛、発熱、意識障害などの症状が現れたら緊急受診が必要です。
聴覚障害
帯状疱疹が耳に近い神経に影響すると、聴覚低下や耳鳴りが起こることがあります。
平衡感覚障害
神経の損傷により、めまいやバランス感覚の低下が生じることがあります。
帯状疱疹後神経痛(PHN)
水疱が治癒した後も、神経の痛みが長期間続くことがあります。神経経路が乱れることで、慢性的な疼痛が残ります。
