帯状疱疹ワクチンは安全ですか?

帯状疱疹ワクチンは米国食品医薬品局(FDA)により承認され、60歳以上の成人に使用が推奨されています。生ワクチンであるため、接種後に軽度の帯状疱疹が出ることがありますが、通常は軽く、ワクチン接種者が水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)を水痘にかかったことのない人に感染させるリスクは極めて低いとされています。免疫抑制状態の人や特定のアレルギーを持つ人は接種が推奨されませんが、ほとんどの成人にとっては利益がリスクを上回ります。

推奨事項

  • 60歳以上の成人に対して接種が推奨されます。上限年齢はなく、より高齢者や既に帯状疱疹を経験した人でも安全に接種でき、再発リスクを低減します。米国疾病予防管理センター(CDC)は、将来的に接種対象年齢を50歳に引き下げる可能性があるとしています。

禁忌

  • 免疫機能が低下している人は接種を避けるべきです。具体例としては、HIV感染者、免疫抑制薬を使用中の患者、化学療法・放射線療法・ステロイド治療中の患者、重度のゼラチンアレルギー、骨髄やリンパ腫の既往、活動性結核などがあります。

リスク

  • 生ワクチンであるため、接種後に軽い帯状疱疹様の発疹が出ることがあります。この発疹からVZVが伝播する可能性は理論上はありますが、実際に報告されたケースはなく、CDCも感染例は確認されていません。

副作用

  • 副作用は概ね軽度で、注射部位の赤み、腫れ、かゆみ、疼痛、頭痛などが報告されています。

利益

  • ワクチンは帯状疱疹の発症リスクを最大で約50%減少させ、発症した場合でも症状の期間や重症度を軽減します。また、帯状疱疹後神経痛(PHN)の発生率も大幅に低下させることが確認されています。

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