単純ヘルペスウイルス(HSV-2)について
発症(アウトブレイク)
HSV-2(性器ヘルペス)の最初の発症は最も重症になることが多く、症状が出る前に何も感じないこともあります。赤い腫れや水疱が性器や肛門付近にかゆみを伴って現れます。症状がある間はウイルスを他人に感染させやすく、医師の診断が必要です。症状がなくても感染は可能なため、性行為時は毎回コンドームを使用することが推奨されます。
治療法
HSV-2 の治療には抗ウイルス薬(アシクロビル、ファムシクロビル、バラシクロビル)が用いられます。発症の兆候が現れたら経口薬を服用し、患部には処方用のアシクロビル軟膏を塗布するとかゆみが軽減します。発作前のサインとして、首や性器周辺のリンパ節腫脹、刺すような感覚、インフルエンザ様症状、倦怠感などがあります。ストレスは発作を誘発しやすいため、できるだけ管理しましょう。
発症期間
1回の発作は数日から数週間続き、重症度は個人差があります。最初の発作が最も重く、以降の発作は数か月から数年の間隔で起こり、症状は軽くなる傾向です。
病変(病疱)
HSV-2 の病変は主に性器や肛門周辺に現れますが、内腿にできることもあります。接触後は必ず手を洗い、衛生管理を徹底しないと他の部位や他人へウイルスが拡散します。
リスクが高い人
新生児は母親から感染するリスクが高く、目に感染すると失明することもあります。妊娠中にヘルペスの疑いがある場合は、医師に相談し、必要に応じて帝王切開などの予防策を検討します。また、パートナーにヘルペス感染の可能性がある場合は、症状がなくても医師に相談しましょう。
