女性に見られる性器ヘルペスのサインと対策
ヘルペスの最初の兆候:前駆症状(プロドーム)
HSV-2に感染しても症状が出ない女性もいますが、出る場合は感染後2〜20日以内に前駆症状が現れます。痛みや灼熱感、膿疱ができる部位の過敏感覚が代表的です。また、発熱やインフルエンザ様症状、リンパ節腫脹、膣分泌物、下肢・臀部の痛み、腹部下部の圧迫感が伴うことがあります。前駆症状は数時間から数日続きます。
最初の発疹(アウトブレイク)
初回のアウトブレイクは多くの女性にとって最も重症です。ウイルスが侵入した部位、すなわち膣周辺、肛門付近、子宮頸部に小さな水疱が集まって現れ、破裂して潰瘍化します。潰瘍は数日から最大4週間かけてかさぶたとなり治癒します。発熱、頭痛、筋肉痛、排尿時痛、膣分泌物、性器周囲のリンパ節腫脹などの全身症状も見られます。初回の治癒と同時に新たな水疱が出ることもあります。
再発
CDCの調査によれば、初回発症後の1年で女性は平均4〜5回の再発を経験します。時間が経つにつれて発症頻度と症状の重さは徐々に軽減します。
微妙なサイン
多くの女性は活性病変がほとんど出ません。軽度の症状は見過ごされがちで、ヘルペスの水疱を虫刺されや皮膚疾患と勘違いすることもあります。確実に感染を知る唯一の方法は血液検査でHSV抗体が陽性かどうかを確認することです。
ヘルペスの治療と予防
抗ウイルス薬による抑制療法(サプレッシブセラピー)は、初回・再発時の症状を軽減し、無症状時のウイルス放出(シェディング)による感染リスクも低減します。感染拡大を防ぐ唯一確実な方法は、未感染のパートナーとの性行為を控えることです。性行為を行う場合は、パートナーに感染リスクを正直に伝え、常にコンドーム使用を推奨しましょう。
