ヘルペス(口唇ヘルペス)の原因と治療法
ヘルペスとは
口唇ヘルペスの主な原因はヘルペスウイルスです。ヘルペスウイルスは8種類あり、口唇ヘルペスの約90%は単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)が引き起こします。HSV-2は主に性器ヘルペスの原因ですが、まれに口唇ヘルペスを起こすことがあります。これらのウイルスは体内に潜伏し、特定の条件が揃うと再活性化します。
発症のきっかけとなる条件
- 日光や紫外線への曝露
- 免疫力の低下
- ストレスやホルモンバランスの変化(月経、閉経など)
- 風邪やインフルエンザなどの感染症
- 皮膚の外傷や歯科手術(抜歯など)
セルフケアのポイント
- ウイルスは非常に感染力が高いため、こまめに手を洗い、顔に触れないようにする。
- 化粧で患部を隠すと症状が悪化する可能性があるため、使用は控える。
- リップクリーム(例:カーメックス)で乾燥を防ぎ、痛みを和らげる。
市販薬(OTC)
リパクチンジェルやジラクトンなどの外用薬は、痛みやかゆみを軽減します。ベンゾカイン、テトラカイン、ジブカイン、リドカインを含む製剤が特に効果的です。また、ワセリンなどで患部を保護し、ひび割れを防ぎます。
処方薬
デナビアクリームなどの処方外用薬は、治癒期間を約1〜2日短縮し、痛みも軽減します。アシクロビル(Zovirax)やバラシクロビル(Valtrex)といった経口抗ウイルス薬は、医師の処方が必要です。症状が出る前の「チクチク感」段階で服用すれば、回復が早まります。副作用については医師と相談してください。
再発予防
HSVは一度感染すると体内に潜伏し続けるため、再発は避けられません。ストレスを減らすこと、十分な睡眠とバランスの取れた食事で免疫力を保つことが最も有効な予防策です。
