HIVの主な症状とは
HIVとは
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は、体の免疫機能を低下させ、感染症やがんに対する抵抗力を弱めるウイルスです。主な感染経路は、性行為、感染血液の接触、注射器の共有、妊娠・分娩・授乳による母子感染です。進行した状態はエイズ(AIDS)と呼ばれます。
初期症状
感染直後はほとんど症状が出ず、10年ほど無症状で過ごすこともありますが、一部の人はインフルエンザ様の症状(発熱、喉の痛み、頭痛、リンパ節腫脹、発疹)を経験します。
進行期症状
病状が進むと、下痢、体重減少、発熱、咳、リンパ節腫脹などが現れます。エイズに至ると、倦怠感、夜間の発汗、発熱、寒気、慢性下痢、乾いた咳、視力低下、口腔内の白い斑点や潰瘍が見られます。さらに、日和見感染やがん、白血球減少などの合併症が起こります。
小児の症状
HIV感染児は、成長不良や体重増加の遅れ、歩行障害、精神発達遅滞、慢性的な感染症にかかりやすいといった症状が見られます。
検査の重要性
初期症状は風邪やインフルエンザと見分けにくく、感染リスクがあると感じたら必ず検査を受けることが大切です。検査は自分が感染しているかどうかを確実に判断でき、早期発見は感染拡大防止にもつながります。
