HIV感染の警告サインとは
HIVは他の多くの感染症と異なり、初期段階では症状がほとんど現れません。感染後すぐにインフルエンザ様の症状(血清転換症候群)を示す人もいますが、これだけでHIVと診断することはできません。感染が疑われる場合は、必ず検査を受けることが重要です。
感染経路(Exposure)
- 米国や先進国における主な感染経路は、保護されていない挿入性性行為と、注射針の共有です。初期症状がほとんどないため、感染の可能性があるかどうかを自覚することが検査の判断材料となります。
急性HIV感染(Acute HIV Infection)
- 感染後2〜4週間で、インフルエンザ様の発熱、リンパ節腫脹、関節痛、消化器症状が出ることがありますが、症状は軽度であるか全く現れない人もいます。これらの症状だけでHIVを診断することはできないため、疑いがある場合は速やかに検査を受けてください。
無症候性期(Asymptomatic HIV)
- 血清転換症候群の症状が消失した後、HIVは平均約10年続く無症候性期に入ります。この期間は自覚症状がなく、感染に気付かないまま他者に感染させるリスクがあります。
検査(Testing)
- 初期段階(最初の10年)は症状が現れないため、感染の有無は検査でしか確認できません。感染後1か月以内の検査は偽陰性になる可能性が高く、抗体が検出可能になるまで平均1か月、最長で6か月かかります。1か月後に陰性だった場合は、3〜6か月後に再検査することを推奨します。検査施設の情報はリソースページをご参照ください。
症候性期(Symptomatic HIV)
- 症候性期になると、慢性的なインフルエンザ様症状、夜間の発汗、体重減少、真菌感染、皮膚や呼吸器の問題などが現れます。この段階で初めて感染に気付く人が多いです。
