イタリア人女性は閉経期にどのように対処しているか
重要性
調査対象の女性たちは閉経を「変化(il cambiamento)」「人生の発達・進化段階」「第3の時代」と表現しました。多くは閉経を自然な老化過程として前向きに捉えており、妊娠の恐れや月経・月経痛からの解放と感じていました。
対処法
このグループは、医療以外の伝統的な方法を好む傾向がありました。ビタミン、健康食品、ハーブ、代替療法、運動などが主な手段です。具体的には、カモミールやマロウ(アロエ科)などのハーブティーで不眠を改善し、ビタミンで膣の乾燥やホットフラッシュを緩和する例がありました。必要に応じて医療機関を受診することもありましたが、基本的には「人生の段階に到達した」感覚が強く、病気として捉えていませんでした。
ホルモン療法の使用
多くの女性は母親と同様にホルモン療法を行わない選択をしました。医師がホルモン補充を推奨しても、本人は使用しないことが多かったです。マロウティー、セントジョーンズワート、ホーソンなどは子宮に良いとされ、代替として取り入れられました。調査対象のうちホルモン補充療法(HRT)を現在受けていたのは7名だけで、すべて医師の管理下で行われていました。
考察
調査結果から、イタリア人女性は閉経を機会と捉え、生活習慣の改善に取り組む傾向が見られました。食生活の見直しや運動習慣の増加など、よりバランスの取れたライフスタイルへとシフトしています。
結論
経済的・社会政治的要因が閉経観に変化をもたらしています。調査対象の女性は閉経を自然な生物学的プロセスと見なし、医療的な疾患と捉えるよりも伝統的価値観に基づいた対処法を選択しています。
