コルチゾールが低下したときの症状と対策
コルチゾールの産生が低下する主な原因は、副腎機能不全です。副腎が何らかの損傷を受ける一次性副腎不全(アジソン病)や、下垂体からの副腎刺激ホルモンが不足する二次性副腎不全があります。
主な症状
- 徐々に進行する倦怠感、筋力低下、食欲不振、体重減少。
皮膚の変化
- 一次性副腎不全の場合、皮膚の色素沈着(暗い斑点)が見られることがあります。二次性副腎不全では通常起こりません。
その他の症状
- 吐き気、嘔吐、下痢、低血圧、気分変動、低血糖、塩分欲求、頭痛、発汗、生理不順、口内潰瘍、心拍数の変化など。
アジソン危機
- コルチゾールが極端に低下すると、背部・腹部・下肢の激しい痛み、嘔吐・下痢の激増、低血圧、意識消失などの急性症状が現れ、緊急の医療処置が必要です。
治療と対策
- 不足したコルチゾールを合成ホルモンで補充するのが基本治療です。医師の指示通りに薬を服用し、定期的な血中ホルモン測定で適切な用量を維持することで、症状をコントロールできます。
