カベルゴリンの効果と使用上の注意点

カベルゴリンは、下垂体から分泌されるペプチドホルモンであるプロラクチンの過剰産生に起因するさまざまな疾患を治療するための処方薬です。プロラクチンが過剰になると、女性は月経不順や無月経、男性は勃起不全、男女ともに性欲低下や不妊のリスクが高まります。カベルゴリンを服用することでプロラクチンの分泌が抑制され、体内のホルモンバランスが正常化します。

分類

カベルゴリンはドーパミン作動薬に分類されます。ドーパミンは通常、プロラクチンの分泌を抑える働きを持ちますが、下垂体腺腫やその他の疾患でプロラクチンが過剰になると、自然なドーパミン量だけでは抑えきれません。ドーパミン作動薬はドーパミン受容体を刺激し、プロラクチン産生を抑制してホルモンバランスを整えます。

有効性

服用開始から約6か月で、血中のプロラクチン濃度は正常範囲へと低下します。ホルモンバランスが回復すると、女性の月経周期が整い、男性の勃起機能が改善され、男女ともに高プロラクチンが原因となる不妊症状が緩和されます。

一般的な副作用

カベルゴリンの主な副作用として、吐き気、便秘、めまい、頭痛、倦怠感などがあります。これらは体が薬に慣れるにつれて徐々に軽減することが多いです。稀に下痢、嘔吐、腹部膨満感、鼻づまり、ほてり、関節痛・筋肉痛、咽頭痛、睡眠障害、皮膚のかゆみなどが報告されていますが、いずれも時間とともに改善することが期待されます。

重篤な副作用

まれに腹痛やめまい(回転性眩暈)が現れることがあります。これらの症状が出た場合は、速やかに医師に相談し、投与量の調整や薬剤変更が必要になることがあります。

稀な副作用

ごく稀に視覚障害、食欲不振、体重減少または増加、集中力低下、心拍数の増加、手足や足首・膝のむくみといった症状が報告されています。これらの症状が出た際は、直ちに医師の診察を受けてください。

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