副腎機能低下が体重減少に与える影響とは

副腎は腎臓の上に位置するペアの内分泌腺で、コルチゾールとアルドステロンという重要なホルモンを分泌します。これらは炭水化物・脂質・タンパク質の代謝や体液バランスを調整する役割を持っています。

代謝の調節

副腎から分泌されるコルチゾールとアルドステロンは、エネルギー代謝の基礎を支え、血糖値や血圧の維持に関与します。

副腎不全

副腎が十分なコルチゾールを産生できない状態を「一次性副腎不全(アジソン病)」と呼びます。下垂体からの信号が不十分な場合は「二次性副腎不全」となります。

体重減少のメカニズム

アジソン病患者の多くは食欲低下に伴い体重が減少します。エネルギー代謝が低下し、栄養摂取が減るためです。

その他の症状

  • 筋力低下
  • 慢性的な疲労感
  • 頭痛
  • 発汗、吐き気、嘔吐、下痢
  • 低血圧

治療と体重増加の可能性

コルチゾンやヒドロコルチゾンなどの合成ホルモンで不足分を補うと、顔や首の後ろ、腹部に脂肪が蓄積しやすくなり体重増加が起こることがあります。

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