月経が遅れる原因と対処法
多くの女性は毎月の月経を歓迎しませんが、月経が遅れたり来なかったりすると不安になります。遅れの原因は多くの場合すぐに特定でき、生活習慣の見直しで改善できますが、時には医療的な対応が必要です。数回の遅れは一般的ですが、数か月続く場合は婦人科を受診しましょう。
妊娠と授乳
最も一般的な遅れの原因は妊娠です。妊娠を望んでいる女性にとっては、月経が止まることは期待されるサインです。避妊の有無に関わらず、月経が遅れたらまず妊娠検査を行いましょう。
授乳も月経遅延の大きな要因です。母乳だけで育てていると、出産後数か月間月経が戻らないことがあります。赤ちゃんが完全に離乳するまで月経が再開しないこともあります。
体重の急激な変化(増減)
急激な体重増加や減少は、体内のホルモンバランスを乱し、月経周期に影響を与えます。過度な運動や低体脂肪状態(例:プロのアスリート)も同様です。摂食障害(神経性無食欲症や過食症)も遅れの原因となります。
年齢(思春期・更年期)
初経から数年はホルモンが安定せず、不規則で遅れやすい時期です。逆に閉経が近づくと、卵巣機能の低下により月経が遅れたり欠如したりします。
ストレス
精神的・肉体的なストレスは、視床下部‑下垂体‑卵巣軸に影響し、月経のタイミングを乱します。ストレスに伴う疲労や病気も同様です。十分な休養とストレス管理が回復の鍵です。
避妊方法
経口避妊薬などのホルモン避妊は、エストロゲン濃度が低くなるため、出血が軽くなったり、月経が全く来なくなることがあります。薬を中止した直後は、体が自律的に周期を取り戻すまで遅れが生じることがあります。
ホルモンバランスの乱れ・感染症・骨盤内疾患
ホルモン異常、性感染症、骨盤内の疾患は、医療的介入が必要です。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、アシェルマン症候群、閉鎖性子宮口などが代表的です。適切な診断と治療のために、婦人科での検査を受けましょう。
