ホルモンバランスの乱れを整える方法
ホルモンの不均衡はニキビ、体重増加、倦怠感、抜け毛、多毛、月経不順などさまざまな症状を引き起こしますが、適切な対策でコントロール可能です。女性の場合、特に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が主な原因となりますが、甲状腺疾患や下垂体腺腫などもホルモンバランスを乱すことがあります。まずは正確な診断を受け、原因に合わせた治療を始めましょう。
ステップ1:医師の診察を受ける
新たに倦怠感、ニキビ、体重増加、過剰な体毛、うつ症状、月経不順などが現れたら、かかりつけ医を受診してください。TSH、T3、T4 に加え、コレステロール、トリグリセリド、血糖、鉄分などを測定する包括的な血液検査を依頼しましょう。
ステップ2:処方された薬を服用する
血液検査で甲状腺機能低下(甲状腺機能低下症)が判明した場合は、レボチロキシンなどのホルモン補充薬を毎日服用します。甲状腺機能亢進(甲状腺機能亢進症)には、タパゾールなどの抗甲状腺薬や経口放射性ヨウ素が有効です。重症例では手術が必要になることもあります。
ステップ3:食事を見直す
PCOS が疑われる場合は、インスリン抵抗性が関与していることが多いため、食事の改善が重要です。脂肪分の少ないタンパク質、野菜、全粒穀物を中心にし、精製糖は控えましょう。大豆、オメガ‑3 が豊富なサーモン、亜麻仁油などもホルモン調整に役立ちます。
ステップ4:専門医の受診
女性で症状が続く場合は、生殖内分泌専門医(RE)を受診してください。卵巣からのホルモン分泌状態を詳しく検査し、必要に応じて経口避妊薬で多毛、ニキビ、月経不順を改善します。妊娠を希望する場合は、インスリン抵抗性改善薬(メトホルミンなど)を処方されることがあります。
