コルチゾールが上昇したときのサイン
医師がコルチゾールの増加を疑う場合、尿や唾液のサンプルを採取する検査を行います。検査でコルチゾールが高いことが確認されれば、原因を特定するための追加検査が実施されます。副腎機能障害(アジソン病やクッシング症候群)が主な原因とされていますが、近年の研究ではストレスも関与していることが示唆されています。
コルチゾールとは
腎臓の上にある副腎が分泌するホルモンで、血圧の維持、免疫調整、抗炎症作用など多くの生理機能に関わります。また、ストレスへの対処や糖の代謝にも重要な役割を果たします。
倦怠感・疲労感
コルチゾールが過剰になると、体がだるくなり、筋力低下を感じやすくなります。過剰なコルチゾールは副腎疲労を招き、運動能力や睡眠の質が低下することがあります。その結果、活動量が減少し、体重が増えやすくなります。
筋肉量の減少
ストレスや活動不足に伴うコルチゾール上昇は、筋肉の分解を促進します。特に運動不足になると、インスリン抵抗性が高まり、骨格筋が減少しやすくなります。
食欲増進
高いコルチゾールは食欲を刺激し、特に脂質や炭水化物が多い「ストレス食」と呼ばれる過食傾向を引き起こします。夜食や間食が増えることで、腹部肥満が進行しやすくなります。
うつ症状
コルチゾールの過剰はうつ病のリスクを高めます。研究では、コルチゾールと鬱症状の直接的な関連が示されており、脂質異常や肥満、高血圧、骨密度低下といった他の合併症もコルチゾール増加に起因すると報告されています。
