重度の閉経症状と対策
女性が中年期に差し掛かると、体は閉経に向かい始めます。エストロゲンの分泌が減少すると、ホットフラッシュや不眠、気分の変動、膣の乾燥、体重増加、疲労感などの症状が現れます。多くの女性は日常生活に支障が出ない程度ですが、症状が重い場合は生活全般に影響を及ぼすことがあります。
睡眠障害
- 全国睡眠財団の調査によれば、閉経期の女性の60%以上が何らかの不眠を経験しています。睡眠不足が長期間続くと、日中の眠気やイライラ、免疫機能の低下が起こりやすくなります。
頭痛
- ホルモンの変動により頭痛が誘発されることがあります。閉経期に偏頭痛が頻発する女性もおり、必要に応じて処方薬での治療が求められます。
気分の変化
- 閉経中に気分の浮き沈みは自然なことですが、うつ病や不安発作にまで進行するケースがあります。症状が重い場合は医療機関での適切な治療が必要です。
目のトラブル
- 乾燥性結膜炎などの慢性的なドライアイを訴える女性も増えます。視界のぼやけ、まぶたの腫れや赤み、光への過敏症などが見られ、処方薬での管理が必要になることがあります。
その他疾患のリスク増加
- 閉経そのものが重大な病気を直接引き起こすわけではありませんが、エストロゲンが減少することで、がん、心血管疾患、骨粗鬆症、糖尿病などのリスクが年齢とともに高まります。
