体温とは何か?

体温は人体の暖かさや冷たさを示す指標で、摂氏(°C)または華氏(°F)で測定します。

平均体温と変動要因

成人の平均体温は約 37℃(98.6°F) ですが、個人差や時間帯によって変動します。例えば、朝は低めで夕方は高めになることが多く、運動・ストレス・病気なども影響します。

体温調節の仕組み

体温は視床下部が管理し、外部環境が変わっても体温を狭い範囲に保ちます。

主な調節機構

  • 発汗:体温が上昇すると汗が分泌され、蒸発により皮膚が冷やされます。
  • 血管拡張:寒いときは皮膚近くの血管が拡張し、温かい血液が皮膚へ流れ、体温上昇を助けます。
  • 震え(筋収縮):寒冷時に無意識に起こる筋肉の収縮で熱が産生され、体温が上がります。

体温の測定部位

  • 口腔温度:口の中で測定。手軽ですが直腸温度よりやや誤差があります。
  • 直腸温度:直腸で測定。最も正確とされますが、測定が不快な場合があります。
  • 腋窩温度:脇の下で測定。最も測定が簡単ですが、精度は低めです。

発熱とは

発熱は体温が正常範囲を超えて上昇した状態で、感染症のサインであることが多いですが、脱水や薬剤などでも起こります。通常は自然に回復しますが、40℃(104°F)以上の高熱は直ちに医師の診察が必要です。

発熱時の主な症状

  • 寒気
  • 発汗
  • 頭痛
  • 筋肉痛
  • 倦怠感
  • 食欲不振

発熱の対処法

原因に応じた治療が必要です。感染症の場合は抗生物質や抗ウイルス薬が処方されることがあります。また、解熱鎮痛剤の服用や、冷たい入浴・湿布で体温を下げる方法も有効です。

受診が必要な目安

以下の場合は速やかに医師の診察を受けてください。

  • 体温が40℃(104°F)以上、または3日以上続く場合
  • 激しい頭痛、項部硬直、発疹、呼吸困難、胸痛、腹痛、嘔吐、下痢などの症状がある場合

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