低体温症とは?脳の体温設定が実際より高いときのメカニズム

低体温症とは

低体温症は、体の中心部(コア)の温度が視床下部の体温設定点を下回ったときに起こる医療緊急事態です。脳の体温調節中枢が実際の体温より高く設定されているため、熱を保持しようとする生体反応が誘発されます。

主な体温調節メカニズム

  • 血管収縮:皮膚表面の血管が収縮し、熱の放散を抑えます。
  • 震え(しびれ):筋肉の速い収縮で余分な熱を産生します。

CDCによる定義

米国疾病予防管理センター(CDC)は、体温が35℃(95°F)未満になる状態を低体温症と定義しています。放置すると不整脈、呼吸不全、最悪の場合は死亡に至る可能性があります。

治療と管理のポイント

  • 迅速な再暖房:外部ヒーター、暖かい毛布、加温した点滴液などを使用します。
  • さらなる冷環境からの保護:寒冷地から離れ、脱水を防ぎます。
  • 継続的なモニタリング:体温と心電図を常時チェックします。

長期的な合併症

適切な処置が遅れると、神経障害や臓器機能不全といった長期的な合併症が残ることがあります。早期発見と迅速な治療が不可欠です。

参考リンク

詳しい情報は以下の公式ページをご覧ください。
CDC低体温症情報:https://www.cdc.gov/
世界保健機関(WHO)の寒冷関連疾患ページ:https://www.who.int/

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