赤血球の抗原について解説

赤血球表面の抗原とは

赤血球の表面にはタンパク質や炭水化物が結合した「抗原」が存在し、これが血液型を決定します。人は多数の抗原を持ち、個々に独自の組み合わせが形成されています。

ABO抗原

最も重要な抗原はABO抗原です。A、B、Oの3種類があり、A型の人は赤血球にA抗原のみ、B型はB抗原のみ、O型はAもBも持ちません。

Rh抗原

もう一つの主要な抗原はRh(Rhesus)抗原です。Rh抗原がある人はRh陽性、ない人はRh陰性と呼ばれます。

遺伝と血液型

抗原は両親から受け継がれます。母親と父親それぞれから1セットずつ受け取り、その組み合わせが自分の血液型となります。

臨床上の重要性

抗原は免疫反応の原因となります。適合しない血液を輸血されると、受血者の免疫系がドナーの赤血球を攻撃し、溶血性輸血反応という重篤な症状を引き起こすことがあります。そのため、輸血は血液型が一致する相手にのみ行う必要があります。

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