ピンワーム感染の危険性と対策
ピンワーム(回虫)は腸内に寄生する線虫の一種で、特に土や砂に触れ爪に付着したまま口に入れる幼児に多く見られます。空気中やトイレの便座、手と手の直接接触でも簡単に感染が広がります。早期に診断・治療すれば重篤な合併症を防げますが、放置するとさまざまな健康リスクが生じます。
骨盤感染
- 未治療の回虫感染は、特に女児で肛門や外陰部から虫が膣管を上り、卵管まで達することがあります。その結果、子宮内膜症や膣炎などの骨盤内感染を引き起こす可能性があります。
尿路感染症(UTI)
- 回虫が尿道に侵入すると膀胱炎(膀胱炎症)を起こしやすく、特に女児で発症率が高いです。放置すると頻尿や排尿時の痛みといった症状が現れます。
下痢
- 腸内に寄生した回虫は炎症を起こし、腹痛や痙攣を伴う下痢を引き起こします。
体重減少
- 下痢や腹部不快感により食欲が低下し、結果として体重が減少します。さらに回虫は宿主の栄養素を吸収するため、栄養不良が進行し、倦怠感やうつ状態を招くことがあります。
以上のように、ピンワームは見過ごすと深刻な合併症をもたらすため、疑わしい症状がある場合は早めに医師の診察を受け、適切な駆虫薬で治療することが重要です。
