Streptococcus pyogenesの特徴と咽頭炎(溶連菌感染症)
Streptococcus pyogenes(A群溶血性レンサ球菌)は、いわゆる咽頭炎(いわゆる溶連菌性咽頭炎)の原因菌です。症状は軽度から重度まで様々ですが、適切な抗生物質治療によりほとんどの患者が速やかに回復します。
症状
- 急な発熱
- 嚥下障害(飲み込みにくさ)
- 喉の痛み
- 吐き気
- 首のリンパ節の腫脹
診断
喉のぬぐい液を採取し培養または迅速抗原検査で診断します。咽頭炎の多くはウイルス性であるため、抗生物質投与前に正確に溶連菌感染かどうかを確認することが重要です。
治療
第一選択薬はペニシリン系(例:ペニシリン、アモキシシリン)です。症状緩和のため、温かい飲み物やのど飴、市販の鎮痛剤(アセトアミノフェンやイブプロフェン)を併用すると効果的です。
合併症
合併症は稀ですが、以下が報告されています。
- 中耳炎
- 猩紅熱(はなびら熱)
- 副鼻腔炎
- リウマチ熱(心臓に影響することがある)
治癒までの期間
適切な抗生物質治療を開始すれば、通常は1週間以内に症状が改善し、完治します。
