黄色ブドウ球菌(ブツブツ)の見分け方

黄色ブドウ球菌(Staphylococcus、通称「ブツブツ」)は、通常は皮膚に常在し問題を起こしませんが、感染すると膿がたまった痛みを伴う膿瘍(ブツブツ)になることがあります。見た目はにきびに似ていますが、炎症が強く赤みが強く、痛みも強いのが特徴です。重症化すると血流に入り、敗血症という命に関わる状態になることもあるため、早期に見分けて適切に対処することが重要です。

ブツブツの見分け方ステップ

  1. まず、尻の周り、鼠径部、腋下など、ブツブツができやすい部位をチェックします。毛が多く、汗や摩擦が生じやすい場所でも発生しやすいです。

  2. ブツブツと他のブドウ球菌感染症を区別します。例として、口や鼻の周りに大きな水疱ができる膿痂疹(にんかしん)や、足や脚にオレンジの皮のような赤みが広がる蜂窩織炎、皮膚が赤く焼けたようになるやけど皮膚症候群などがあります。

  3. ブツブツは、赤みやピンク色で腫れた膿がたまる「ポケット」のように見えます。皮脂腺や毛穴にでき、直径は約1.3〜1.9cm(½インチ〜¾インチ)です。破裂すると血液、膿、または琥珀色の液体が出ることがあります。

  4. 経過を観察します。ブツブツは数日で膿がたまり、サイズが大きくなり、時にはゴルフボール大になることもあります。白や黄色の先端ができ、破れて排出されることがあります。

  5. 予後を理解しておきましょう。小さなブツブツは数週間で自然に治癒し、痕が残らないことが多いですが、2〜3週間以上治らない場合は深部に広がり、血流に侵入する危険があります。早めに医療機関を受診してください。

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