大人のピンワーム感染:原因・症状・診断・治療
ピンワームは回虫の一種で、大腸や直腸に寄生します。子どもに多く見られますが、子どもが感染している家庭では大人も感染することがあります。
感染経路
- 衣類、寝具、玩具、家具、蛇口、机などの表面や調理器具に付着した卵が口に入ることで感染します。
生活史
- 卵を飲み込むと大腸で孵化し、約1〜2か月で成虫に成長します。成熟した雌虫は直腸へ移動し、肛門付近に卵を産みます。
症状
- 肛門や性器周辺のかゆみ、睡眠障害、腹痛、吐き気などが現れることがありますが、多くの大人は無症状です。
診断方法
- 肛門付近や衣類に付着した虫や卵を直接観察できます。
- テープテスト:セルロホルムテープで肛門周囲の卵を採取し、顕微鏡で確認します。
治療
- アルベンダゾール(商品名:アルベンザ)やメベンダゾール、イベルメクチンなどの駆虫薬で成虫・幼虫・卵を除去します。
- 泌尿器系に感染した場合は、メベンダゾールとイベルメクチンの併用が推奨されることがあります。
