成人における口腔カンジダ症(口内炎)の対策と治療法

成人で最も一般的に見られる口腔感染症は口腔カンジダ症(通称・口内炎)です。白い斑点が口腔内に現れるのは、カンジダ・アルビカンス菌が増殖しすぎた結果です。治療の基本は、カンジダの増殖を抑えつつ、健康な口腔内細菌のバランスを取り戻すことです。

口腔衛生を徹底する

  • カンジダの増殖は、口腔内の衛生状態が不十分なことが原因の一つです。毎日2分間の歯磨きを行い、さらに1日2回のフロスを実施しましょう。この基本的なケアだけでも感染症の改善が期待できます。

有害菌(カンジダ)を減らす

  • カンジダは口腔内の自然な菌叢の一部ですが、過剰に増えると口内炎を引き起こします。まずはカンジダの量を減らすことが重要です。リンゴ酢(大さじ1)を温水(200ml)に溶かした液を、1日4回、30秒間うがいしてください。

善玉菌のバランスを取り戻す

  • カンジダが増えると、善玉菌が減少します。以下の方法で善玉菌を増やし、口腔内のバランスを整えましょう。

    ・酸性乳酸菌(アシドフィルス)を含むサプリメントを1日20億CFU摂取。錠剤の場合は砕いて大さじ1のオレンジジュースに混ぜて口に含み、胃だけでなく口腔でも働かせます。
    ・無糖の生きた乳酸菌が入ったヨーグルトを積極的に食べる。ヨーグルトは善玉菌だけでなく、亜鉛も豊富でビタミンCの吸収を助け、感染防御に役立ちます。

医師の診察を受ける

  • 成人の口腔カンジダ症は、抗生物質の長期使用、免疫低下、糖尿病などが背景にあることが多いです。上記のセルフケアで1週間改善しない場合は、必ず医師の診察を受けて根本原因を調べてもらいましょう。

    診断中は、ニスタチン、アンフォテリシンB、ミコナゾールなどの抗真菌トローチが処方されることがあります。症状が軽減しても、薬がなくなるまで必ず服用を続けてください。

抗生物質は勝手に中止しない

  • 抗生物質の長期投与はカンジダ症の主な原因ですが、自己判断で中止してはいけません。医師に相談し、カンジダ症の副作用を抑える方法(例:ヨーグルトの増量)や、必要に応じて抗生物質の一時停止について助言を受けましょう。

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