大腸菌(コロフィル菌)感染の症状と対策

腸の症状

大腸菌に感染すると、摂取から約7日後に胃腸に異常が現れます。腹部の痙攣や膨満感、食欲不振が主な症状です。触れると腹部が圧痛を示し、乳糖を含む食事でさらに刺激されます。痙攣に続いて水様性の下痢が起こり、時間が経つと血が混じることがあります。下痢は1日10回以上、2〜7日間続くことが多く、稀に嘔吐や吐き気を伴います。

その他の症状

発熱(100°F以上)や全身の倦怠感が見られます。下痢が続くと脱水症状が現れ、強い喉の渇き、皮膚の乾燥・潮紅、濃い尿、寒気、めまいなどが起こります。脱水が進行すると心拍数・呼吸数の増加、筋肉の痙攣・痛み、頭痛、四肢のしびれ、皮膚のしわ、視覚障害、錯乱、痙攣発作、意識消失といった重篤な症状に移行することがあります。

血小板減少性紫斑病(TTP)

一部の患者では典型的な胃腸症状が出ない代わりに血小板の産生が抑制されます。皮膚が蒼白になる、倦怠感、尿量減少、イライラ感、片側の麻痺や痙攣が現れます。放置すると永久的な認知障害、失明、運動機能障害を引き起こす恐れがあります。

腎不全

小児では最初の腹痛が軽快した後、5〜10日で急性腎不全が出現します。症状は倦怠感、四肢のむくみ、混乱、金属味、集中困難、極度の疲労、嘔吐などです。

対策・注意点

症状が出たら速やかに医療機関を受診しましょう。特に液体を摂取できない、下痢が4日以上続く、血便がある場合は緊急です。予防には排泄後の手洗い、肉類の十分な加熱、細菌除去済みの水(浄水・ミネラルウォーター)の飲用が重要です。

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