A群連鎖球菌性咽頭炎の症状と対策
連鎖球菌(A群溶血性レンサ球菌)による咽頭炎は、子どもから大人まで感染しやすい一般的な疾患です。症状はインフルエンザや風邪と似ているため、見分けがつきにくいことがあります。
感染力
- 感染者は咳やくしゃみ、会話で細菌を周囲に拡散します。潜伏期間は1〜3日で、症状が出る前でも他人に感染させる可能性があります。症状が出ないまま感染しているケースもあります。
主な症状
- 初期は倦怠感が現れます。その後、急激な発熱、喉の激しい痛み、扁桃腺の腫脹、膿や血液の斑点が見られます。頭痛、腹痛、嘔吐、嚥下困難も伴うことがあります。
診断方法
- 医師の診断が必要です。喉の拭い液を採取し、迅速な抗原検査や培養でA群連鎖球菌の有無を確認します。急な症状の場合は救急外来でも受診可能です。
治療
- ペニシリン系抗生物質が第一選択です。発熱や痛みが強い場合は、解熱鎮痛剤(例:アセトアミノフェン)を併用します。十分な休養と水分補給も重要です。症状が改善しても、処方された抗生物質は全量服用してください。
経過観察・再診
- 熱が続く、または症状が改善しない場合は再診が必要です。薬剤に副作用が出た場合は速やかに医師へ連絡してください。A群連鎖球菌感染は放置すると重篤な合併症(リウマチ熱、腎炎)を引き起こす恐れがあるため、適切な治療が不可欠です。
