麻疹と天然痘の正確な記述を残した最初の医師は誰ですか?
アル=ラージ(Rhazes)と麻疹・天然痘の記述
9世紀から10世紀にかけて活躍したペルシアの医師、ムハンマド・イブン・ザカリーヤ・アル=ラージ(通称ラージ)は、イスラム黄金時代を代表する医学者の一人です。彼は麻疹と天然痘をそれぞれ別個の疾患として初めて詳細に記述し、症状や合併症を明確に区別しました。
また、天然痘に対しては軽度の感染を意図的に行う接種法(予防接種の前身)を考案し、免疫獲得の手段として実践しました。この業績は後世の予防医学に大きな影響を与えています。
