結核が影響を及ぼす主な臓器はどこか?
結核(TB)は主に肺(肺結核)に感染しますが、適切に治療しないと体内の他の臓器へも広がります。代表的な転移先は以下の通りです。
- リンパ節:リンパ節は体内の細菌や有害物質を除去する役割を持ちます。結核がリンパ節に侵入すると、腫れや圧痛が生じます。
- 髄膜:脳と脊髄を覆う保護膜です。結核性髄膜炎として炎症を起こし、重篤な症状を引き起こします。
- 腎臓:腎結核は腎組織に瘢痕を残し、機能低下を招くことがあります。
- 骨・関節:骨や関節に結核が広がると、疼痛、腫脹、関節炎様症状が現れます。
- 消化管:胃腸に結核が波及すると、腹痛、嘔吐、下痢などの消化器症状が出ます。
- 皮膚:皮膚結核は小さな結節や潰瘍、びらんとして現れることがあります。
多くの場合、結核は肺にとどまりますが、放置すると全身へ拡散し、重篤な播種性結核へと進行します。結核の疑いがある、もしくは感染者と接触した場合は、速やかに医療機関で診断と治療を受けることが重要です。
