子どもの肺炎:リスクと注意点
子どもの肺炎とは
肺炎は年齢に関係なく重篤になることがありますが、特に子どもは気道が狭く免疫機能が未熟なため、合併症のリスクが高くなります。11歳の子どもでも、症状が現れたら早めの受診が重要です。
細菌性肺炎の主な合併症
肺炎の原因が肺炎球菌やインフルエンザ菌(Hib)などの細菌の場合、以下のような重篤な合併症が起こり得ます。
- 呼吸困難:肺に炎症と液体がたまり、呼吸がしにくくなります。
- 脱水:高熱や呼吸数増加、食欲不振により体内の水分が失われやすくなります。
- 酸素欠乏:肺機能が低下し、血中酸素濃度(低酸素血症)が下がります。
- 細菌の全身拡散:血流を通じて脳や脊髄に感染(髄膜炎)や全身性の重篤感染(敗血症)を引き起こすことがあります。
- 回復期間の長期化:大人に比べて子どもは回復に時間がかかることがあります。
早期受診のポイント
発熱、咳、胸痛、呼吸困難、呼吸数の増加などの症状が見られたら、速やかに医療機関を受診してください。細菌性肺炎の場合は抗生物質による治療が必要です。早期の診断と適切な治療が、合併症の予防と完全な回復につながります。
