インフルエンザワクチンの効果と副作用
米国では、ノバルティスが注射用インフルエンザワクチン「Fluvirin」を、メディミューンが鼻腔内スプレー型唯一の承認ワクチン「FluMist」を製造しています。どちらのワクチンも、接種者のインフルエンザに対する抵抗力を高め、ほとんどの場合は軽度の副作用で済みます。しかし、ワクチン接種にはリスクもあるため、予防接種前に正しい情報を把握しておくことが重要です。
免疫効果
インフルエンザワクチンは、毎年変異するウイルス株に合わせて配合が変更されます。ワクチンと流行株がよく合致した年は、予防効果が90%に達することもあります。合致が不十分な年でも、ワクチン接種者の免疫率は約70%と高い水準を保ちます。
注射ワクチンの副作用
- 接種部位の痛みや赤みが数日間続くことがあります。
- 軽度の発熱が見られることがあります。
注射ワクチンの禁忌
- 生後6か月未満の乳児は接種できません。
- 発熱などの急性疾患がある場合は、回復まで待ってから接種してください。
- 過去にワクチン接種後1か月半以内にギラン・バレー症候群を発症したことがある人は、今後接種できません。
鼻スプレー(FluMist)の副作用
- 鼻水、鼻づまり、軽い発熱、喉の痛みが最も一般的です。
- 頭痛、咳、筋肉痛、喘鳴(ぜんめい)を訴える人もいます。
鼻スプレーの禁忌
- 卵、ゲンタミシン、ゼラチンに対するアレルギーがある人は使用できません。
- 2歳未満の子どもや、アスピリンを服用中の子どもは鼻スプレーではなく注射ワクチンを選択してください。
- 喘息、ギラン・バレー症候群、免疫不全、心疾患や糖尿病のある人への使用は、医師がリスクとベネフィットを慎重に評価した上で判断します。
