MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)感染の症状と治療法
MRSAは主に皮膚に影響を及ぼす深刻な感染症ですが、体の他の部位にも広がることがあります。黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)が原因で、特に病院や医療施設での感染が多く見られます。免疫力が低下している高齢者などは感染リスクが高くなります。
皮膚の症状(小さな赤い腫れ)
初期段階では、皮膚に小さな赤い腫れやニキビ、虫刺されのように見えることがあります。
膿瘍(膿がたまる腫れ)
感染が進行すると、痛みを伴う膿瘍になります。場合によっては医師がドレナージ(排膿)を行う必要があります。
骨・関節への感染
稀に、細菌が骨や関節に広がり、重篤な骨髄炎や関節炎を引き起こすことがあります。命に関わることもあります。
血流への侵入(菌血症)
細菌が血流に入ると菌血症となり、致死的になるリスクがあります。
心臓弁膜や肺への感染
MRSAは心臓の弁膜や肺に感染し、心内膜炎や肺炎を引き起こすことがあります。これも生命を脅かす状態です。
治療法
小さな膿瘍は外科的に排膿するだけで治ることがありますが、重症例ではメチシリン耐性に有効な抗生物質(例:バンコマイシン)による治療が必要です。
