トリコモナス症(トリコモナス感染症)の対策と治療法
トリコモナス症とは
トリコモナス症は、寄生虫 Trichomonas vaginalis が原因となる性感染症です。ウイルス性以外で最も頻度の高い性感染症で、適切な抗生物質で簡単に治療できますが、放置すると深刻な健康リスクを招くことがあります。
主な症状
- 膣、陰茎、肛門のかゆみ・灼熱感
- 性器にできる潰瘍や水疱
- 異常な分泌物(膣・陰茎)
- 排尿時の痛み、頻尿
- 下腹部の痛み
合併症として懸念されるもの
- 早産や低体重児のリスク増大
- 子宮頸がんのリスク上昇
- 骨盤内炎症性疾患(PID)
予防策
- 性行為時にコンドームを正しく使用する
- 症状があるパートナーとの性交渉を避ける
- 性的に活発な場合は定期的に検査を受ける
治療と服薬のポイント
診断が確定したら、医師から処方された抗生物質(例:メトロニダゾール)を指示通りに服用します。症状が改善したとしても、必ず全ての薬を飲み切り、途中で中止しないことが重要です。また、治療が完了するまで性交渉は控え、パートナーも同時に治療を受ける必要があります。
治療後のフォローアップ
治療完了後は再検査を行い、感染が完全に除去されたことを確認します。同時に、他の性感染症の有無もチェックすることが推奨されます。
